マナツ☆ブログ

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【アコギ】VG KTR-45 L6 LTDとVG-00FXA【寺田楽器】

中学、あるいは高校になると、「ギター弾けるやつはモテる」という謎の妄想がどこからかヌルッと現れる。
そんな妄想からギターを始める奴が出てくると、釣られて俺も俺もとギターを始めだす。
そんなこんなでギターを始めた俺でした。もう彼是〇〇年。

と、自分のギター遍歴を語っても仕方がないので本題。
VG(寺田楽器)のギターを2本、手に入れました。
んで、VGのギターの情報ってネットで検索してもなかなか残ってないんで、無いものは自分で書いて残しておこうかなと思った次第。
なのであれです、スペックまとめだったりします。



1本は「KTR-45 L6 LTD」という、「Gibson J-45シリーズ」っぽいギター(左)。
カラーはヴィンテージナチュラル。飴色塗装。
楽器屋の中古美品。小さな打痕が1コだけ。自分で傷埋めました。


「KTR-45(通常版)」はミュージックランドKEYという楽器店が寺田楽器に発注したもので、
・1960年代のJ-45が参考
・1957年製のJ-45のブレイシングを再現(ノンスキャロップ)
・本家J-45より10mm薄く弾きやすい
・30年以上寝かせたマホガニーネックを使用
といった説明が書かれていました(KEYの特集ページ)。

※現在は「30年以上寝かせたマホガニーネック」という記載は無くなって「厳選した良質なマホガニー材」と書かれているので、古いモデルのほうが良い材を使っているものと思われます。

対して「KTR-45 L6 LTD」は楽器フェア2016限定モデルで、通常版との違いは
・「シトカスプルース」トップ→「アディロンダックスプルース」トップ
・「ローズウッド」指板&ブリッジ→「マダガスカルローズウッド」指板&ブリッジ
・「本家より10mm薄い」胴厚→「ヴィンテージJ-45と同じ」胴厚
・「ノンスキャロップ」ブレイシング→「スキャロップ」ブレイシング
・「薄手の」ラージピックガード→「3.0mm厚」ラージピックガード ※これも現行のKTR-45は厚めのピックガードになっています。
・適度に厚みのあるネックシェイプに(本当にけっこう厚い…)
・ヘッドはシェルのVGロゴと金のKTRロゴ→金のVGロゴと、ヘッド裏に黒でKTRロゴ

と、各素材がゴージャスになっていたり、ブレイシングや胴厚などが異なります。
俺の考えた最強のJ-45」という感じがします。いやホントに。

音は…すごく…良い(語彙力ゼロ)。
温かみがあって音がぶわっと来る感じ。
スキャロップだったりアディロンダックだったりの影響でかなり「鳴る」んだと思います。
J-45でアディロンダックのモデルを買うと50万とかするのでコスパはハンパないんじゃなかろうか。
ロゴ隠して演奏したら「あー良いJ-45だねぇ」って言われるのでは。

以上、1本目「KTR-45 L6 LTD」でした。


余談ですが、「KTR-45」でYouTubeを検索すると、中古楽器の試奏動画が何個か出て来るんですが、3店舗くらい全く同一個体を演奏しているような…(それぞれ全く別の店、別の時期)。
※傷、杢目で特定。
一体どんな経緯でそんなことになっているのやら…。
まぁ絶対的なタマ数が少ないんでしょうね…。


2本目は「VG-00FXA」(右)。色はブラウンサンバースト。
某オークションで中古(たぶん4オーナー目だけどバックル傷と弾き傷、エンドピン拡張傷のみ)。
これも「Gibson L-00」にカッタウェイを付けたような見た目をしております。ピックガードはL-00風のものを貼りましたが元々は付いてません。
VGのスモールサイズギターは1990年代後半~2000年代前半あたりに、山崎まさよしKinKi Kidsや他にも色々なミュージシャンの方が使っておりまして…いやー当時スッゲー欲しかったわ!高くて買えなかったけど!
ということで、青春の思い出、大好きだったテレビ番組「LOVE LOVE あいしてる」で剛が使っていたモデルです。いや剛のは「A」が付かないピックアップ搭載モデルかも。

他のVG-00シリーズはピックアップ搭載だったり、全単板、ラッカー塗装だったりと高級路線ですが、こちらはウレタン塗装、サイドバックはたぶん合板、さらにピックアップも付いていないという廉価版?です。いやそれでも高くて手が出なかった記憶が…(若さゆえ)。今回は中古で安く、しかもかなり綺麗なものが手に入ったのです。ポリッシュ(車用)で磨いたらほぼ新品同様です。

音は…すごく…良い(語彙r
抱えやすいサイズの割には低域も出ます。

小さいギターに見えて、厚みがドレッドノートと大差ない(12cmもある)ので、容積は確保しているようです。

ロングスケールだしローズサイドバックだしで、割とキラキラな音です。
L-00と見た目が似ているだけで音は全然別物なのだけど、「L-00のコピー」が欲しいんじゃなくて、「VG-00」が欲しい!と思っていたので、これでいいのだ。

以上、2本目「VG-00FXA」でした。


さらに余談ですが、この個体も某オークションに以前出ていたものが約半年でまた某オークションに出たという…。シェルの模様で個体識別余裕です!